未来はこうなる!?

 農耕社会から産業社会へ、そして情報社会へと移り変わろうとしています。 自然に親しむ農作業から、物を作り、物に親しむ製造業へ、 そして情報社会は人間関係の仕事をして人間に親しむ時代の始まりなのではないでしょうか。

 しかし、それはあまりにも難しい問題である為かストレスに苦しむ人々が急増しています。 最近の病気の多くは、ストレスとの関係であると医学は発表しています。

 人々はこれからの社会の生き方をよく知らないのかもしれません。

 自分の為に働き、自分を何よりも大切と考える生き方では、 もうこれからは生きられません。

 人の為に働き、人を大切と考える生き方が、 それが一番自分の為になるということを基本とする社会が始まっています。

 今迄は、いろいろな物を作って、人々に便利さを提供するビジネスをして来ました。

 これからは、人を楽しくさせてよい気分になって頂くビジネスが始まっています。

 物の豊かさを競い合って、物中心に人間が振り回されたりもして来ましたが、 これからは心の豊かさを競い合って、 人間中心に動く心の世界が始まろうとしているのではないでしょうか。

 大量生産は人間までも画一化して来ましたが、 今は個性化が叫ばれその人独自の良さをどう育てるかという方向へと教育も変りつつあります。

 ビジネスもベンチャービジネスが盛んになり、多品種少量化の方向に益々進むことでしょう。

 そして価値観の多様化も進み、人々はお互いに他人を理解し合うことが 何よりも大切であることを知ることでしょう。  その違う者同士の心の交流を楽しむ時代が来て、お互いに育てあい、 たすけあうことを最高の美徳と考えるようになるのではないでしょうか。



人間はみな同じでなければいけないといって一つの方向に走って来た為に、弱い者がいじめられ、変った者がいじめられているのかもしれません。 花は赤い花が一番よいとは限りません。白も黄色もみんなそれぞれの良さがあることの分かる人間になりたいものです。