最近、テレビドラマによく人造人間、つまりロボット人間が出るようになりました。間もなく近い将来に現実のものとなることでしょう。 全く見分けがつきません。どこが違うのかといえば、考えるということは出来ても、心がありません。 良心やまごころや希望というものがなので、人間のぬくもりというものを感じることが出来ないのではないでしょうか。 しかし、現実の社会を見ると、既にそういう人達が沢山居るような気もします。 四百年も続いた産業社会は、人間をロボットにしてしまったのかもしれません。仕事をする人は、マニュアル通りに動かされています。家に帰っても毎日同じことの繰り返しです。今日も昨日と同じ。喜びもない、希望もない、感動もない、愛情もない、あるのはただむなしさだけという人も少なくありません。いや、最近はもうそのむなしさも感じなくなり、もう既に殆どロボット人間が出来上がって来たのかもしれません。 定年になると急激に痴呆の人が増え始めるというこの現象を、人類は今どう反省すればよいのでしょうか。 人間は機械ではありません。心というものを忘れてきた為に、自ら粗大ゴミになっているではないかといわざるを得ません。 物質文明に踊らされている自分に、早く一人一人が気づく必要があるのではないでしょうか。 |
コンピューターには、愛も感謝もありません。愛と感謝によって人間を取り戻せるのかもしれません。 |