give-and-take

 
 ギブアンドテイクとは、自分から先に相手に利益を与えて、そして自分も相手から利益を受けることをいいます。   

 相手に大きな利益を与えられる人は、自分も大きな利益を受けることが出来ます。

 つまり人を喜ばせることのできる人は、自分も人から喜ばせて貰えるということであり、これが良好な人間関係の基本ではないでしょうか。

 言いかえれば、人を喜ばせられない人は、誰からも相手にされない孤独な人間になってしまうということになります。

 ひとくちに、人を喜ばせるとか、人に利益を与えると言うのは簡単ですが、それを実際にやってみろといわれても、とてもとても簡単なものではありません。

 一番簡単な方法は、困っている人を探すことです。

 困っている人を助けることができたらそれをうれしく思わない人はいないでしょう。ビジネスはそこから始まります。

 その際必要なものは、「まごころ」と「知恵」です。

 「知恵」というものは「まごころ」から生まれてきます。すぐれたアイディアを生みだす秘訣は相手の身になりきって考えてみることです。

 とかく人は困った時には心がふさぎこんでしまいがちですが、そんな時には第三者の立場の人の方がいろいろなことがよく見えるものです。

 自分のことは人がやり、人のことを自分がやるところにビジネスの基本があるのではないでしょうか。

 もともと人間は、助け合わなければ生きられない生きものなのかもしれません。

 
 
 自分がどのくらい幸せになれるかは、自分がどのくらいひとを助けられるかを見ればわかるにではないでしょうか。