新しい洋服を買うとワクワクします。 しかし、日がたつとあたりまえのことと思って何とも感じなくなってしまいます。 自動車を買っても、新しい家を建てても、ワクワクするのははじめのしばらくの間だけです。 どんな幸せをつかんでも人は、すぐにそれをあたりまえと思ってしまう癖があるから、いつまでもワクワクと喜ぶことが出来ません。 もし、いつまでもワクワクする気持ちを持ち続けられたら、人はどんなにか幸せいっぱいに人生を送れることかしれません。 幸せをあたりまえと思う心がいけないのではないでしょうか。 人の思いやりやまごころもはじめは感動するけれど、いつしかそれをあたりまえと思って何とも感じなくなるようなことがあるとすれば、人は決して幸せにはなれません。 ではなぜ人は、自分に都合のよいことはみないとも簡単にあたりまえと思いたがるのでしょうか。 それはおごりの心が起きるからではないでしょうか。 謙虚な低い優しい心でいつも慎ましく暮らしていると、小さな幸せにもすぐに驚いてワクワクして来ます。 自分には勿体ない、分が過ぎることだと、心を低く置いていると小さな幸せがいくらでも大きく見えていつまでもワクワクし続けることでしょう。 喜びや感動がわいて来ないのは、おごりと高慢が少しわいてきているかもしれません。 |
幸せを形にばかり求めることよりもワクワクする心を大切にすることも必要です |