人間の脳はいろいろなものを楽しむことの出来る感性を持っていますが、しかし、それらを使わなかったら鈍くなって退化してゆきます。 「今日は日曜日だ、何と幸せだ」と趣味を楽しむ人も居ますが、「それがなんだ」といって、家に閉じこもってゴロゴロしている人も居ます。 食事を心から楽しんで食べている人もあれば、何も感じないでしかたなく食べているような人もあります。 仕事をする時、まるでロボットのように何も考えないで機械的に働いている人が居ます。忍の一字で働いている人も居ます。 仕事は好奇心をもって工夫しながらやれば、いくらでも面白くなるものですが、自分を殺して苦しみながら働けば、ストレスでボロボロになってしまいます。 どんな仕事を与えられても、それをどう面白く感じながら働くかということは、本人の工夫と努力によるものです。 日曜日に趣味を楽しむような気持ちになってやるとか、食事をする時の和気あいあいの気分でやる方がよい仕事もあることでしょう。 また、孤独になって集中力を楽しむ遊びのような気持ちでやった方がよい仕事もあることでしょう。 共通するものとしないものを合わせると、楽しみ方の種類というものはかなり沢山のものがあるのかもしれません。 折角人間はいろいろな種類の楽しみ方が出来るのに、その力を伸ばしていかないということは何と勿体ないことでしょう。 |
いろいろな楽しみ方をするには、心の切り替えをする勉強からはじめるのがよいのではないでしょうか。 |