慎みの心

 今、エイズウィルスが世界中で猛威を振るっています。
 
 エボラウィルスのように直ぐに人間を死に至らせるようなウィルスは発見が早いから防ぐのは比較的に楽だと言われますが、エイズウィルスのように発病までに五年も十年もかかるものはその間に世界中にどんどんと拡がっていってしまうので、防ぐのが大変難しいと言われています。

 人類は今森林伐採をはじめあらゆる環境破壊を進めてしまい、その為に次々に現れる新しい出現ウィルス達と人類は戦わねばならなくなっています。

 動物の中に居るウィルスはその動物の中に居ても病気を起こしませんが、それが人間の身体に入ると病気を起こすと言われます。

 しかし、もっと恐ろしいウィルスは、何百万年も前から既に人間の体内に住みついているウィルスが居て、それが老化現象を引き起こしているのではないかという説もあります。

 エイズウィルスが人間の老化を早めるように、似たようなウィルスにやられているのではないかということです。

 既に人間はいろいろなウィルスと戦いながら生きているのに抵抗力については研究がまだまだ遅れているのかもしれません。

 目に見えない小さなウィルスに人間はこれからも恐れをなして生きていかねばなりません。

 現代医学は老化の原因はストレスに関係があると今着目しています。ウィルスに勝つ為の抵抗力は、心と関係があるのではないでしょうか。



 環境破壊を平気でやるような心を改め、それぞれが慎みの心を持つようにと天が改めているのかもしれません。