コンピュータ化が急激に進んでいます。 早さと正確さは人間の百倍も千倍もの力があります。 人間を使うよりコンピュータ化の方がはるかに安上がりですから、経営者は誰もがコンピュータ化を考えています。 人間の出来ることは全部コンピュータが出来るようになってしまったら、失業者は一層増えてゆくことでしょう。 今自分のやっている仕事が将来コンピュータ化によって無くなってしまうものであるならば、近い将来自分は失業する可能性が大であると考えておかねばなりません。 経営者であれば確実に倒産ということになります。 コンピュータでは出来ないことを今のうちから目指して、その力をつけることを考えておく必要があります。 コンピュータには心がありません。 コンピュータは命令された通りのことしか出来ないのです。 人間には心があります。だから人の心がわかります。 人の心がわかると、相手が何を望んでいるかということがわかるので、命令をされないうちから、何をして差し上げれば喜ばれるかということがわかります。 相手の身になって考えると、いろいろなことに気がついたり、アイディアがひらめいたりして来るものです。 それだけではありません。相手の為を考えているとまごころがわいて来ます。まごころからはエネルギーがわいて来ます。 それはコンピュータにはない不思議な力です。 さらに人間には心の通いがあります。 心の通いはお金には替えられない満足という充実感の喜びがあります。 相手の身になりきって考えるということは、コンピュータには出来ないから、コンピュータは冷たく感じるという欠点があります。 人を本当に喜ばせられるものは、まごころしかないのではないでしょうか。 |
仕事をするということは、人を喜ばせる競争です。 人間がコンピュータに負けるはずはありません。 |