商売が繁昌する為には、安くて立派な商品を売るだけでは十分ではありません。 お客様から親しまれることと、そして好かれることが必要です。 「うちの店はいいものを安く売っているのだから、あなたはうちの店に買いに来なければいけない」とこちらが思っても、お客様は感情や気分で動いてしまうものです。 だんだんと競争が激しくなってくると、どこもあまり変わりがなくなるので、プラスアルファの部分として、気分の問題になってきます。 何となく親しみを感じるとか、好きだとか嫌いだとかという部分の原因をこれからは研究しなければならなくなってくるのではないでしょうか。 親しみを感じて頂く為には、自分と共通のものを感じるとか、又、憧れのようなものや、心のやすらぎのようなものが必要条件と考えられます。 そして好かれる為には、謙虚さとやさしさが必要です。謙虚さとはひかえめで素直なことです。やさしさとは相手の身になって細やかな心配りをすることです。 好かれる為には更に大切な必要条件があります。それはよき理解者であることです。その人が大切に思うことを同じように大切に思い、そして共に喜び共に憂う共通の価値観がなければなりません。 よき理解者とは聞き上手であるということでもあり、又、よき情報サービスの提供者であるということでもあります。 お客様のそうした声なき声をどれだけ聞くことが出来るかということが商売繁昌のもう一つの大切な条件ではないでしょうか。 |
相手から話が終わると直ぐに他の話をしはじめる人が居ます。聞いてなかったのかと思われます。 また、負けずに立派なことを言い出す人が居ます。上司もお客様同様です。そんな人はきっと嫌われることでしょう。 |