人間はコンピュータをつくりました。 ところが今、便利になったけれどもコンピュータが人間の仕事を次々に奪いはじめ、人間は失業して生きていけない人が増えています。 コンピュータは人間を怠けものにしたり、考える力を衰えさせたり、やがては、じわじわと人間を殺してゆくのかもしれません。 仕事をしても人間はコンピュータには叶いません。 どうすれば人間はコンピュータに勝つことが出来るのかを真剣に考えねばならない時が来たのではないでしょうか。 コンピュータと人間の違いは、コンピュータには発見がないことです。 発見がないから驚きがありません。発見も驚きもないから愛がありません。愛がないから感謝も感激もありません。 愛とは相手の気持ちを大切に考えることです。そして思いやりや、まごころをかけることです。 便利さだけが人間世界の全てではありません。 人間世界には、人間のぬくもりを感じるという心の世界があります。心の世界は果てしなく広いものです。そこに人間の本当の幸せがあるのかもしれません。 科学万能主義は地球を破壊し人間を破滅に追い込もうとしています。 コンピュータにはない心の世界に目を向けて、人間とは何かということを、いつも考え続けながら人は生きて行かねばならないのではないでしょうか。 これからのビジネスも、心を感じさせられるものや、感動を感じさせられるものでなければ生き残れなくなってくるのかもしれません。 |