ホームランを打つ達人は、ストライクが来なければ打たないというのではなく、ボールからでもホームランを打ちます。
達人と言われる人は、ちょっとのことでもそれをみなチャンスにしてしまいます。
チャンスは向こうからやってくるのを待つだけではなく、自分からつくり出してゆくものではないでしょうか。そうでない人は、打ちやすいストライクの球が飛んで来ても、もっと打ちやすい球が来るかもしれないと思って見送ります。それは臆病なのかもしれません。怠けなのかもしれません。わがままなのかもしれません。
本気で努力をしている人にしかチャンスは見えません。本気でやっている人は、あらゆる可能性を考えているからすぐに挑戦しようとします。臆病や怠けがあると、安全でありたい為に危険を恐れます。挑戦はしたがりません。だから、折角のチャンスでもそこで目をつぶろうとします。チャンスが見えないのではなく、本気で見ようとしてないのかもしれません。仲間の中に一人でもそんな人が居たら、その人がチャンスをつぶしてしまいます。
本気で努力をしている人は、積極的な人であり、すぐに挑戦しようとする人です。
そういう人がチャンスに強いのではないでしょうか。