NHKの全国ネット番組「教育スペシャル」で、現代医学で治らない末期ガンが、医者の手を離れて、心の持ち方を変えるだけで治る「ガン自然退縮」という放送がありました。
その中で、アメリカの心理学者エルマー・クリーン氏は、 「自然退縮の四百例を調査した結果、その共通点は、何かを固く信じる心によって、体の免疫システムが反応して治ったものではないか?」と報告しています。
最近の医学は心と病気の関係について研究が進んでいます。
病気と性格についても注目されはじめており、例えばガンの人は頑固で、人と闘う心の強い人、心臓病は気まま、心筋梗塞は自己主張が強い人に多い。
精神的な病気は自己中心的である為に、被害者意識が強いなどと、統計的なものから研究が進められています。
しかし、病気を治すよりも、性格を治す方がもっと難しいものかもしれません。
何かを固く信じることによってガンが治るということは、自分への執着から離れることで性格が変えられたということではないでしょうか。