夫婦は一心同体であると思っていると、どちらかが自分に厳しい人であったら、相手に対しても同じように厳しくなってしまいます。
別々の人格だと思っている場合は、相手に合わせていこうという努力をすることになるから、そこにはおもいやりやいたわりが生まれてきます。
夫は妻に夢を与え、やすらぎを与え、そして妻は夫に元気を与え、陰から支えて行くことが大切です。
二人が社長のようになって主導権を奪い合っていたら、夫婦ゲンカは絶えません。
お互いに役目の違うことを自覚して、相手を理解しあう努力を続けていれば、更に深い愛情が育ちます。
夫婦の真のたすけあいが、結果的に一心同体となるのではないでしょうか。
人間世界は夫婦から始まっています。
その夫婦の間柄も治めきれない人が、社会に出て何が出来るのかと言われても、仕方のないことかもしれません。