日本では昔からお金のことを、親指と人差し指をつないで丸い輪をつくって表します。
これには二つの深い意味があります。
一つは「人には丸く合わせてゆくものだよ。そうするとお金が出来るんだよ。」 という意味です。
道理を言い合うとケンカになります。道理も大切ですが人の気持ちがもっと大切な場合が多いものです。
人の気持ちに合わせて丸く治めていくことがお金に恵まれるということです。
もう一つの意味は、親指は親で、人差し指は自分です。親に優しく合わせて行くと、徳ができてお金に恵まれるという意味です。
親が二つ折れてくれた時は、子供は三つ折れるようにと指の関節は出来ています。
親が一番喜ぶことは、誰とでも仲良くすることです。
親が一番嫌なことはケンカです。
昔から世界中で金持ちの共通点は、親孝行であり、ケンカをしないことです。
親に向かって道理を言いあって、ケンカをするような人は、誰でもみんな貧乏のどん底へ落ちて行っているようです。