自転車を覚え始める時、車輪が二つでも必ず乗れるものだと信じることが出来なかったら、乗れるようにはなりません。
飛行機に乗る時、こんな大きな飛行機が、新幹線よりも大きな鉄の固まりに何百人も乗って地上一万メートルの高さまで飛べるはずがないと、信じられない人は乗ることは出来ません。
食事をする時も、決して毒は入っていないと信じることの出来る人しか食べられません。
食べたものは必ず消化吸収すると信じるから食べられます。
夜眠る時も、必ず目が覚めると信じるから安心して目をつぶることが出来ます。
人間が生きるということは、信じるということが基本であり、何よりも重要です。
こんな大事なことを人は無意識でやっています。
家族をはじめあらゆる人間関係も、信じられない人は、ひとりぼっちになってしまいます。
信じる心に情がわいて来ます。
疑い深い人には愛も感謝もありません。
幸せは信じる心の強い人にしかやって来ないのではないでしょうか。
信じるから人は第一歩を踏み出すことが出来ます。