世の中で一番大切なものは何かと聞かれたら、人それぞれに違ったことを言います。
            お金、地位、名誉、努力、教養、礼儀、義理、道理、仕事、人間関係、などさまざまなものが出てきます。
            その中で最も大切なものは、「正しさ」と「暖かさ」ではないでしょうか。
            正しさは知性です。あたたかさは人情です。
            それは親が子供に最初から最後まで言い続けたいことです。
            正しいことと正しくないことが分からなくなったら必ず人生を誤ります。
            情のない人間になったら必ずひとりぼっちになります。
            この知性と人情のバランスが大切です。
            正しさばかりを追いかけて道理に重きを置くと、情が薄くなります。
           情にばかり重きを置きすぎると盲目的になります。
            相反するものの調和で世の中は成り立っています。
            しかし、日々常々の心得としては、人間としてのあたたかさをしっかりと心がけていけば、毎日を幸せに楽しく陽気に暮らしていけるのではないでしょうか。