商売は喜びを売るものではありません。
          満足を売るものです。  
          喜びだけならただ売れることを考えていればいいけれど、満足をしていただくとなると、物や形よりも目に見えない心を重点的に考えねばならなくなります。 
             
          値段だけのものだと思われたらもう終わりです。
          値段の三倍四倍も値打ちがあると思っていただけるように、商品以外のところにも気を配って完璧を追求しなければなりません。  
          最高の気分になって頂いた時に満足を提供したことになるのではないでしょうか。  
          企業は人なりといって、その人の人格表現をするものです。
          また黙っていても人柄がすみずみまでにじみ出ているものです。 
          お客様の側からどれだけ見えているかという点が一番の大きな点です。  
          お客様の気持ちにどれだけなりきれるか、それが人格そのものを問われていることなのです。  
          人柄を感じられ、心が伝わってくるところまでいけば、どんな商売でも繁盛することは間違いないのではないでしょうか。