「人は良くも悪くもなる 」

徳川家康のお母さんは、家康が子供の頃「人の心には鬼と仏が住んでいる。

こちらが鬼の心で接すると相手の心から鬼が出て来る。

こちらが仏の心で接すると、相手の心から仏が出て来る」と教えました。  

相手の人を悪く思っていると、相手は悪くなっていきます。  

自分の接する人がみんな悪くなっていったら、この道は地獄に思えてくることでしょう。  

どんなに欠点の多い人でも、一つくらいは良いところはあるはずです。  

またどんなことがあっても、それを良い方向に解釈してみることもできるはずです。  

人は尊敬されたり感謝されると、それにふさわしい態度をとるようになってくるものです。  

相手の人を決して悪く思わないようにして、尊敬と感謝の名人になれば、自分と接する人がみんな良くなって、この世は天国と思えるようになってくるはずです。