商売は儲けよう儲けようと思っていると、儲けても後で損をします。
お客様に喜ばれようと心から真実誠を尽くしていると、後で気付いてみるとこんなに儲かっていたということになります。
人間は自己中心的になればなるほど、偏ったものの見方をするようになるから落とし穴に落ちることになります。
商売は相手の身になってものを考えることが何よりも重要な仕事です。
それだけでなく、世の中の変化をいち早く察知して、次のお客様のニーズを、求められる前から万全の態勢で準備をしていかなければなりません。
舞台裏の作業に成功の鍵が秘められているのです。
今売れたからそれでよいという目先の考え方では決して永続きの繁栄はありません。
自分が儲けることを考えていると舞台裏の仕事はおろそかになります。
お客様の見えない舞台裏こそが勝負どころです。
真実の誠は陰にあるものです。その誠が天に通じたとき、本当の利益が天から与えられるものなのではないでしょうか。