駅の階段を歩くとき、両方が向かい合って、私はこちらを歩きたいと譲ろうとしない人がいます。
そういう人が自動車を運転すると必ず事故を起こします。
交差点で、私はこうしたいと自分を主張しても、スピードで流れているから、相手は除けたくても除けきれないことが起きてくるからです。
自分の気持ちを先に考える人は、交通事故に限らずいつも人と衝突することになります。
まず相手の気持ちを先に考える習慣をつけておかなければ、トラブルはもちろん、通じる話も通じなくなります。
最近は自己主張の時代だと言って思い込みの激しい人が増えています。
今親子の断絶や離婚が急増しています。
家庭も学校も崩壊してアメリカのように訴訟天国になろうとしている時代です。
相手の気持ちを大切にするという習慣を、もの心がついた子供の頃から家庭教育の第一の目標としなければ、どんな教育改革を叫んでも難しいのではないでしょうか。