親は顔で笑って心で泣いています。  
          自分が親になった時それがわかります。
           「孝行をしようと思うときに親はなし」という諺があります。  
          一人前の人間とは、親の気持ちがわかるようになった人のことです。  なぜならば、親があって自分があるのですから.....  親の気持ちもわからない人が、他人の気持ちなどわかるはずはありません。 
             
          親は子供のすることを喜ぼうと思って待っているのですから、親を喜ばすことほど簡単なことはありません。  
          親も喜ばせられない人が他人を喜ばせられるはずはありません。  
          人を喜ばせる力のない人は、人生を生きてゆくことはできません。  
          人に喜ばれなければ給料や報酬はないからです。  
          道が二つ見えて迷った時には、親はどちらを選べば喜ぶかと考えれば、きっと間違いない道が見えてきます。  
          先の先まで心配して泣いているのが親であり、親ほど幸せを祈り続けている人はいないのではないでしょうか。