「満足」

仕事というものは、喜んで頂かなければお金を頂くことはできません。

やればいいだろうという仕事のしかたをしていると、必ず首になります。

「これでいいはずだ」という仕事のしかたをしている人も、必ず縁が切れます。

お客さんはお金を支払っているのですから、自分の希望があります。

高いお金を支払う時は、自分の満足いくものでなければ後悔をします。

「これでいいはずだ」という大きな態度で、自分の価値観を振りかざしている時はお客さんは内心おもしろいはずがありません。

逆に、「これでいいでしょうか」という謙虚な心でお伺いをする姿勢であれば、お客さんは何一つ文句を言わなくなるのではないでしょうか。

生きるということは厳しい競争社会に身を置くことですから、100点は当たり前で人並みです。

120点以上を取ろうとするためには、相手の価値観を誰よりも理解しなければなりません。

その時はじめて満足をして頂くことができます。

人間を生かして下さっている神様に満足をして頂こうという姿勢の人であったら、どんなにか天に守られ、そして天に応援していただくことができるのではないでしょうか。