「仕事の教え方」
                         

心理学的では、Aを覚えてからBを覚える。 A・Bと復習してからCを覚え、そしてA・B・Cと復習してから Dを覚えていくのが良いといいます。

一番下手な教え方は、自分がよく知っていることを誇らしげに一方的に喋り続けることです。 しかも専門用語を使うと、相手は劣等感を感じ始めてすぐ嫌になるから、 もう頭には何も入らなくなってしまいます。

知識を教えるのではなく、その仕事のおもしろさを教えることが 最初の基本でなくてはなりません。 なぜならば、好奇心が一番大切であるからです

理性よりも情緒を盛り上げて感情を共有すると、 おもしろさは2倍にも3倍にもなります。 おもしろさは楽しさとなり、そして、意欲がわいてきます。

やる気を起こしてもらうと、どんどん頭に入ります。 もっと次を知りたくなってから終わるようにすると、次を楽しみに待ってくれます。 決して教えすぎないことです。

教える人が優位に立つのではなく、教わる人が主役なのですから、 しっかりたてることが必要です。 思いやりやいたわりも必要です。

そおっと後押しをしてあげる優しさ、 それが先生の魅力というものではないでしょうか。