アメとムチ」という有名な言葉があります。
やさしさだけでは人間は必ずダメになります。
ムチを打つだけでは可哀そうです。
50パーセントずつぐらいが丁度よいようです。
どちらかに片寄ると危険です。
受験勉強はムチのように辛いけれど、合格というアメがあるから頑張れます。
仕事はムチのように厳しいけれど、給料というアメがあるから頑張れます。
オリンピックで金メダルという最高のアメを獲るためには、
世界一厳しい練習をしなければなりません。
そのムチは地獄の特訓というムチです。
お人好しの監督ではアメしか与えられていないので、ダメ人間になってしまいます。
監督は、やはりムチの厳しい鬼の監督がよいのかもしれません。
星野監督は、「私は見込みのあるやつには口だけでなく手も足も出る」と言っていました。