沢山の自動車が走っています。
この道は違っていると思いながら走っている人はおりません。
人生も同じように、人はみな自分は間違っていないと思って走っていますが、
気がついてみるととんでもないところに来てしまっているという人が大勢いるものです。
思い込みの激しい人は気がつくのが遅いから、とんでもないところまで行ってしまいます。
とり返しのつかないところまで行ってしまってからでは遅すぎます。
しかし、それでもやり直しの勇気があれば不可能ではありません。
何がいけなかったのかに気付いて、そしてそこから何を学んだのかという収穫が大きければ、
それは今後の大きな宝物となります。
やり直しをするには、まちがった分だけまず元に戻らなければなりません。
間違いが大きければ大きいほどその取り返しの苦労は覚悟しなければなりません。
いきなり白紙からのスタートという訳にはいきません。
人に迷惑をかけたのであれば、お詫びと償いが必要です。
借りを返すという良心のある人であれば、人生は必ずやり直しができるものではないでしょうか。