「人間は進化している」

 自然ほど美しいものはない。自然は完璧である。

 自然は厳しさとやさしさのバランスが見事である。

 人間もそのバランスのとれている人は美しい。

 厳しさに立ち向かっていくものは成長するが、やさしさに甘えるものはすぐに亡びてしまう。

 病気や運命は、自然が人間に何かをおしえているのかもしれない。

 自分の良心を反省して、学ぶ力のある人は成長するはずである。

 その人の力に応じた問題を自然は人間に与えているに違いない。

 何度も生まれ替りながら、人間だけが進化を続けている。

 人間の想像するものは、すべて実現されつつある。

 人間は神の手に近いものを持った。

 良心を磨けば、もっと一歩一歩と人間は神に近づいていくのではなかろうか。