「100年に一度の経済危機」

 四百年も続いた産業社会は今終わろうとしています。

 物づくりが人間を幸せにするという思いこみが、大量生産をして安くつくる競争へと走ってきました。

 地球上には物が溢れ、今ゴミ問題で困っています。

 物がどんなに溢れても人間は幸せにはなれないことを知りました。

 人間には心というものがあって、その心を磨いて物よりも心を豊かにしなければ幸せにはなれないことにようやく人類は今気づきはじめています。

 人間は親子の愛情から始まり、家族の絆から幸せが生まれてくるようにつくられています。

 大量生産による安さ便利さの追求にストップがかかったのが、今の世界の経済危機です。

 物よりも人間一人一人の心の大切さに目を覚まさなければならない時が来たのではないでしょうか。