「仕事の教え方」

 仕事を教えるのではなく、仕事のおもしろさを教えることが大切です。

 教える人が自慢の心で、専門用語ばかりを使って、私はこんなに偉いのだとばかりにふるまう人はおバカさんです。

 バタバタと早くやって見せるのではなく、自分の方が心を一段下に落として、劣等感を持たせないように尊敬の心を持ってお客様扱いをする方が楽しく早く覚えてくれます。

 仕事は説明で覚えられるものではなく、自分でやってみて覚えていくものです。好奇心が増すからです。

 体で覚えると忘れません。頭で覚えたものは忘れます。

 その仕事を好きになってもらうのが、一番早く覚えられます。

 そのためには尊敬される人になることが必要かもしれません。