「それが種となり実が実る」

人生は山あり谷ありです。 野山の草木が一勢に芽が出る時もあれば、 枝葉が落ちて枯れていく時もあります。 忘れていても、種は正直にその芽を出し、花を咲かせ、 実を成らせます。 自然はあまりにもよくできていますが、 人間はそれを応用しているだけです。 人間の運命にも、そうした法則があるのかもしれないのに、 まだ人間の科学はそうしたものに目もくれないで、 ただ不思議だ、と思うだけです。 歴史を見ると、不思議なものを学ばされるものが沢山あります。 最近、特に言い出したことは、「お客様のニーズ」とか 「お客様の満足度」などと、昔は誰もいわなかったことが、 よく言われるようになりました。 お客様に限らず、人に喜ばれよう、と努力をした人達は、 必ず栄えています。 自己中心的になって登りきった人は、 急転直下で運命が落ちています。落ちきったら、水でも吹き上がるように、 低い心になりきれた人は、急に幸せになっています。 人間は、自然の法則の中で、運命について、 あまりに無頓着であり過ぎないでしょうか。 English Italiano Francais Chinese