ある芸能人が、「自分が本当に楽しくないと、人は楽しくなってはくれません。
見抜かれてしまうものです。」と語っていました。
子供の頃は楽しいという気持がありましたが、大人になるにつれて、
楽しいという気持が消えてしまいます。
楽しいという気持は、驚きの気持と一緒に生まれてくるものかもしれません。
驚くときに、我を忘れて楽しくなりますが、年を取ると、
我を忘れて驚くことはなくなります。同時に心から楽しく無くなってしまいます。
つまり、自分への執着心が強いほど、楽しい気分は生まれて来ないものかもしれません。
自分への執着心とは、欲の心です。そして高慢の心です。
人間は欲と高慢がなくなると、素直な心になります。
素直な心になればなるほど、驚きに溢れてきます。
そして何でも楽しくなってくるのではないでしょうか。
人間はもともと、素直なやさしい心なのかもしれません。
その本当の心に、欲と高慢の埃が少しついているだけではないでしょうか。
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