「楽しい、うれしい、ありがたい」

一日中、「楽しい」、「うれしい」、「ありがたい」という心だけで暮らすことができたら、 どんなにか幸せなことかもしれません。  その共通点は驚きの心です。 「楽しい」と思う時は、少し驚きがあるからです。 「うれしい」と思うときは、もっと驚きがあるからです。 「ありがたい」と思うときは、もっともっと驚きがあるからです。  この世には驚くことが沢山あるのに、年を取るにつれて驚かなくなってしまいます。 そうしてボーっとして毎日を暮らしている人が、多くいるのではないでしょうか。  「つまらぬ考え、休むに似たり」という諺がありますが、 人はみなつまらないことで悩んだり、困ったりしています。  それは欲が深いから、良い方に解釈ができず、勝手に悩んでいるのかもしれません。  もっと無邪気になって、驚ける心になれば、 「楽しい」とか、「うれしい」とか、「ありがたい」と、喜べるのではないでしょうか。  また、プライドなどといって偉い心になると、悩むことが多くなります。 三歳くらいの子供の心になると、どんなことも驚くことばかりです。   あと何年生きられるか、わからない命です。 人生は、陽気ぐらしをしたほうが得ではないでしょうか。 English Italiano Francais Chinese