最近の脳科学によると、一度人を好きになると、それを消すことは簡単にはできないといいます。
つまり、思い込みは楽しい、ということを教えています。
松下幸之助氏は、何十年も昔に、「人間は、無になりきれたなら、
自然と一体になるので、大変な大きな力がつく」と言いました。
その反対は、頑固ほど恐ろしいものはないということです。
最近は、三人に一人が癌で死んでいる、といわれていますが、
癌と頭の病気になる人の共通点は、頑固な性格であると、多くの医者たちが言っています。
最近、個性化とか自分らしさなどと非常に言われていますが、
そこには大きな落とし穴があるのかもしれません。
頑固さや思い込みを、どんどんと深めていっているのではないでしょうか。
それが原因で、そういう病気が増えていっているとしたら、重大問題と言わざるを得ません。
ある脳科学の専門家は、「脳にできた新しい道を消す方法は、
早くもう一つの新しい道をつくること」と言っていました。
松下幸之助氏の言うように、人間は無の境地になる生き方のほうが、
一番良いのではないでしょうか。
中山みきは、「アホウは神の望み」と言いました。
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