「敵を知り、己を知るは、百戦危うからず」といって、
最近はビデオで敵の動きを分析するのが、珍しくなくなりました。
昔の試合は、近所同士のものが、今では国際試合が当たり前の時代となり、
何事もレベルが非常に高くなってきました。

　オリンピックなどでよく言われることは、世界一稽古をしなければ、
世界一にはなれないといい、そして1000分の１秒を争うようになりました。
勝敗は100分の１秒が決めるものかもしれません。

　また、敵は自分の中に居り、何よりも自分の弱さが要因である、というようになりました。
　試合の時だけ頑張ればよい、というのではなく、
普段の努力が試合を決める、というのが常識となりました。

　心、技、体と、どのスポーツでもいいますが、これは何事にも言えるのかもしれません。
自分を磨くことが一番です。その驚いた結果が試合にでます。
　実力が全てです。実力が全てを決めます。
　実力がつくと、物の見方が違ってきます。学ぶ力がつきます。
　そして、自分の未熟さをよく知っているから謙虚です。

　強い人ほど、優しいものです。力のある人ほど、人がよく見えます。
実力のある人は、みな不言実行のタイプではないでしょうか。







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