「丁寧さ」

人間には、誰にでもプライドがあります。 だから、人間関係は、丁寧でなければ成り立ちません。 丁寧にされると、安心があります。そして、親しみを感じてもらえたら、うちとけます。  しかし、丁寧が過ぎると、うるさく感じる人もあるから、 相手の心の動きを見ながら、うまくやることが大切です。  例えば、道の説明などで、丁寧過ぎると、ますますわからなくなってしまうことが、 よくあります。  また、ともすると、自己満足ととられることもあるから、行き過ぎないことが、 何よりも必要なことです。  丁寧より、もっと大切なことは、丁重な態度です。 丁重に扱われたら、誰でも、恐れ入って、長く忘れることはできません。 もっともっと大切なことは、謙虚さと誠意です。 誠意は、なかなか通じないものですが、さりげないなかにも、 人間性に誠意のある人と思われたら、向こうから近付いてくることがあります。  向こうから近付いてくれたら、こんなにやりやすいことはありません。  上からの目線でものを言うのではなく、相手よりも、 低い中にも言うべきことはわかりやすく、簡単に言うことが大切です。  ビジネスは結果が全てです。丁寧さや、丁重な態度、誠意があっても、 自己満足であってはなりません。  会社の方針に従うことが、第一でなくてはならないのではないでしょうか。 English Italiano Francais Chinese