「平和への道」

おいしいものがあったら、子供に食べさせたいのが、親です。子供の分まで、 食べたい親はいません。 親の愛情は、本能かもしれません。 大きくなるにつれて、親の心に驚く時が来ます。 沢山驚いた人が、親孝行をするのではないでしょうか。 子供がどんなに親のことを思っても、その何倍も、親は子供のことを思っています。 親のまごころを教える人は、この世にはおりません。 そのためか、子供は自分一人で大きくなったと思っています。 頭の髪の毛から、足の先まで、親の思いが込められています。 親は、どんなに年を取っても、死んでも、子供のことを忘れません。 先の先まで、心配し続けています。何かあれば、一番に駆けつけたいのが親です。 「親の思いは谷より深く、山よりも高い」、と昔からよくいわれて来ました。 「子供を育てて、知る親の恩」、とか、「親孝行をしようと思う時には、親はなし」、 ともいわれて来ました。 天理教の教祖、中山みきは、「人を見たら子供と思え、親心になりてくれ」、と言いました。 平和への道は、この一点にあるのではないでしょうか。 人類は未だ、平和への道を知りません。 English Italiano Francais Chinese